運営メンバー/ファシリテーターチーム

酒井 政秋(さかい・まさあき)

福島県相馬郡飯舘村小宮地区出身。現在仮設住宅に避難中。仮設廻りでの年配者の傾聴など時にはイベントのお手伝いなどボランティアで活動中。自身も避難直後は鬱を発症し立ち上がるまで約1年かかり、ようやくそれを克服。その後、友人の誘いから、この「までいな対話の会」に参加。現在、当会会長。飯舘村の1人1人の想い~伝えたいメッセージ~

 

菅野 義樹(かんの・よしき)
福島県相馬郡飯舘村出身。農家の18代目。高校、大学で農業を学び、その後、学校の職員として、持続可能な放牧酪農を担当。ニュージーランドでの実習を経て、後継者として飯舘に戻る。放牧と自給飼料主体の畜産、牛肉の加工事業を行っていた所原発事故に遭う。現在は北海道の農場で研修中、再起を目指している。

佐藤健太(さとう・けんた)
飯舘村出身。震災前は飯舘村内の父の経営する会社で、消波ブロックの型枠のメンテナンスをする仕事をしていた。福島第一原発事故後、飯舘村の状況に危機感を持ち、「負げねど飯舘!!」を発足。長期的に村民の健康・生活を守るため「健康生活手帳」の作成にも尽力。国内をはじめヨーロッパや北欧諸国にも足を運び、福島の状況を伝え、 国内外の情報を繋げ受発信出来る情報のプラットホームの作成に取り組んでいる。

 

桐山 岳大(きりやま・たけお)

プロセス指向心理学を根底にすえるファシリテーター。脱原発世界会議「ふくしまの部屋ー深める」、裏磐梯での対話プロジェクト「絶望の淵におり希望の光をみつける」、「郡山対話の会」、「福島ー関東対話の会」ファシリテーター。2012年はっぴーあいらんどフェスティバルでの幕開きの芝居の演出とダイアローグのファシリテータ、演出家。 

  

廣水 乃生(ひろみず・のりお)

米国プロセスワーク研究所大学院で組織の活性化と対立状況への介入について3年間専門的なトレーニングを受け、コミュニティファシリテーション研究所を設立。組織・企業で心理的な葛藤をグループセラピー的に扱う合意形成プロセス実施。また、日本各地で「絶望」をテーマにグループセラピー的な対話の場を開催。

 

安珠(あんじゅ)

福島県福島市出身。関東でアロマセラピストとして活動後、自然と共生する暮らしの実践のため2009年に福島県の裏磐梯に移住。20113月の原発事故による放射能汚染により、生きる拠り所となる土台が崩壊する中、ポスト311の生き方を模索すべく対話の場づくりをはじめる。自分の暮らしや仕事を新しい時代を感じつつ再構築中。

 

中森 正茂(なかもり・まさしげ)

北海道出身、現在、福島県の裏磐梯在住。Earth Spiral代表。環境NPOジャパン・フォー・サスティナビリティIT担当。テレワークにて、日本の環境情報を世界に発信する仕事をしつつ、大自然の中での持続可能な暮らしを試行錯誤、実践中。特にエネルギー自給率のアップに熱く、2012年からは地域のお茶の間をつくるべく、大工仕事にも邁進中。

 

三保谷 泰輔(みほや・たいすけ)

有限会社 伏見屋硝子店 代表取締役。郡山市で大正三年に創業し、代々続くガラス屋の4代目。建物の内と外をつなぐ窓のプロとして仕事しながら、心の内と外、「心の窓」をつなぐ役割を担いたいと、郡山で小さな対話の場を作り続けている。 

 

佐藤 泰幸  (さとう・やすゆき) 

会社員。学生の時にプロセス指向心理学に出会う。以来、このツールを使って深い対話の文化、対立や葛藤から平和を築くという方法を実践して行きたいと思い活動をしている。PFP(プロセスファシリテーションプロジェクト3期修了)、東北プロセスワーククラブ事務局スタッフ。

 

渡辺 瑛莉  (わたなべ・えり) 

環境NPOスタッフ。3.11以降、福島やさまざまな方々との出逢いや、葛藤を力に変える深める対話を通じて、自分と社会を見つめ直し、個人・集団・コミュニティの持続可能性を模索している。「ふくしまの部屋」の企画・運営。「福島ー関東対話の会」や福島の若者たちとコミュニティ再生に向けた対話の場づくりを仲間と行っている。誰もが大切にされ、ひとりひとりが生き生きとする社会をめざし、コミュニティ・ファシリテーションを勉強中。